査定価格等をご参考に売出の価格が決まりましたら、仲介会社へ正式に売却の依頼(媒介契約締結)をします。
依頼の種類に一社のみに売却を依頼する専任・専属媒介契約と複数の仲介業者に依頼可能な一般媒介契約があります。

仲介会社を通じて販売活動の報告が入りますので、市場の反応具合や具体的な申し込み、問い合わせ有無等をご確認ください。

仲介会社より具体的な購入申込みが入りましたら諸条件(価格・代金の 支払時期・ローン特約の有無・取引場所等)を確認した上で、承認・不承認の判断をします。判断に時間を要する場合は仲介会社を通じて一定期間、先方にお待ち頂くようにお伝えして下さい。よほど急がれている場合を除いて2~3日中にご返事でも構わないと思います。

購入申込人と売買の諸条件に関して合意に達しましたら、その内容を記載した売買契約書類を仲介会社が作成し、売主様・買主様互いに署名押印して売買契約を締結します。通常は売買契約締結時に手付金として代金の5~10%が授受されます。また、売主様または買主様がご事情(遠方、日中多忙、海外赴任等)により売買契約に立ち会い不可能な場合は弊社が売買契約書類を持ち回りにて行うことも可能です。

買主の代金支払い準備ができた段階で引渡の日時、場所をご相談の上、決定します。仲介会社より清算書、準備書類一覧等が送られますので、確認の上、引き渡しの準備をして頂きます。

引渡日当日は買主から売買代金を受領し、家賃・敷金・固定資産税 管理費・修繕積立金等の清算を致します。抵当権が設定されている場合はその残債務をご返済の上、抵当権抹消の手続きを行います。建物管理会社・賃貸管理会社及び賃借人への所有者変更手続きは、弊社にて責任を持って代行いたします。